独創家でない

 彼が優れた独創家でない、ということは或いは当っているかも知れない。無から何かを創り出すというような意味での独創家ではない。彼が唱え出すものは、すでにそこに現われているものに限る。或いは彼は好んで既に与えられたものを巧妙に活用し利用する。だから彼の思想の内容は実はいつも既に知られたものであって、彼に...

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三木清は豹変の術に長けているように見える

 さてこういうように、全く色々の意味で三木清は私の先輩に当っている。三木と私との関係は私が今日感じているよりももっと深いものがある、と云った方がいいかも知れないと思う。そしてこのことは必ずしも彼と私とが似た本質の者だということにならぬ。この点もまた大切なのだ。彼と私とが、哲学をやって評論をやるという...

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三木清氏と三木哲学

[#1字下げ][#中見出し]19[#「19」は縦中横] 三木清氏と三木哲学[#中見出し終わり]

 三木清氏は色々な意味で私の先輩である。一体、一高の出身者が京都の哲学科へ大量的に遊学するということが三木清の影響なので(しばらく敬称を省こう)、私などその影響を間接に受けた者の一人だ。私が京都の哲学科...

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