現在の日本に於けるアカデミシャニズム

 現在の日本に於けるアカデミシャニズム、及び云わばアカデミック・ジャーナリズムの、最も優れた形態が殆んど総てここに帰着するように思われる。アカデミシャニズムは往々滑稽なもので風刺の対象であるが、ここのアカデミシャニズムは、最も隙のない形のもので、決して滑稽視される心配のないものなのである。にも拘らず...

このエントリーの続きを読む≫

— posted by id at 02:58 pm  

文化財として価値があれば

 文化財として価値があれば、それは真実を持つことだから、思想として愚劣であることなどはあり得ない、と云うかも知れないが、そうではないのだ。なぜというに、ここで文化財と評価されるものは、既成文化をそのまま標準化した際の文化財のことで、無条件に、既成のブルジョア文化の力一杯の精華に他ならぬからだ。学究的...

このエントリーの続きを読む≫

— posted by id at 02:57 pm  

漱石流の文化・漱石流の教養

[#3字下げ]三[#「三」は小見出し]

 漱石自身がどうであったかということが、ここでの問題ではない。漱石流の文化・漱石流の教養・が何であるかが話題である。漱石的教養がシンセリティーを欠くようにも言われるのは、教養が単に教養に止まっていて、まだ本当に思想にまで昇っていないという点からだ。と云うのは...

このエントリーの続きを読む≫

— posted by id at 02:56 pm  

T: Y: ALL: Online:
Created in 0.0108 sec.

http://d-hyperb.com/